釣りは単純なものだ。複雑になったのは技術であり、講釈であり、道具である。
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釣りは単純なものだ。
狙いは簡単直裁――魚を騙してつかまえること。
ただそれだけのことだが、童心そのものと同じように、大昔から人の心を刺激して止まなかったのだ。
複雑になったのは技術であり、講釈であり、道具である。
――デイヴィッド・パウナル

*読前:魚とたたかう釣師の熱狂と陶酔と恍惚と…。ヘミングウェイ、ブローティガンから井伏鱒二、開高健まで、生きることの喜びを実感するあの一瞬を語りつくす釣文学35編を収録。
**読後:★★ このアンソロジーがあることはネットで知り、35編のリストにそって、井伏鱒二「釣魚記」、モーパッサン「二人の友」、幸田露伴「幻談」と読んだが、開高健「黄金の魚」が手に入らない。
手元の開高健の文庫本を調べても分らない。案ずるよりもと、近くの図書館へ行ったら、この本があった。「黄金の魚」は、『オーパ!』の1章「水と原生林のはざまで」のことだった。
釣魚大全枕にしたり三尺寝 山口青邨
***D&G・パウナル 開高健:編『雨の日の釣師のために――釣文学35の傑作』TBSブリタニカ・1991.9.11初版
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