« 自分でやるべきことが終わったら さっさとリタイアするのがいいんだ。 | トップページ | 「ああ、あれは魚だよ」 »

2005.02.04

届けたり届けられたり犬の糞

okiniiri-2

お気に入りのフレーズ(24)


 大垣に張り紙があった。念のために本文にも記すと「犬の糞はお持ち帰りくださいね!! 忘れた方は後日お届けいたします」。

 唸りましたね。見事な張り紙である。唸るというか、エグいというか、ちょっときついというか、しかし真情があふれているというか、その辺は人によって感じ方が違う。〔略〕

 届けたり届けられたり犬の糞       (原寸)

―― 路上観察学会「大垣 後日の楽しみ」『奥の細道 俳句でてくてく』


024-rojyou

奥の細道 俳句でてくてく

■ 読前  
 赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊、林丈二、松田哲夫、そして友情出演・杉浦日向子―豪雨のみちのく路、吹雪の越後路、猛暑の加賀路を1年半の歳月をかけて膝栗毛。
 
道中で採集した珍品奇景。詠んだ奇句怪句に、泉下の芭蕉翁も腹よじる? 数千点から238点を厳選した新機軸のフォト句集。


■■ 読後  ★★★
 歩き始めて10年以上、歩く法則はなく、感覚的、歴史的、博物学的に、気になる路上物件を見て撮って歩く……。というのが路上観察学会。今やホームページやブログでこの種の遊びは花盛りである。「観察」をやり始めるとはまってしまうらしい。

 本書の趣向は、写真と200~400字の文に、五七五(あえて俳句とか川柳とかといわない)が添えられたこと。カメラはベテランだが、五七五は迷走している。つまり路上観察学はフォト術はたけているが、五七五術は未熟。

 上掲の「原寸」氏は、赤瀬川原平の俳号。舞台は、奥の細道の最後の地、大垣。
すでに第2弾『中山道 俳句でぶらぶら』も出ているらしい。
 
■■■ 路上観察学会『奥の細道 俳句でてくてく』2002.8・太田出版


|

« 自分でやるべきことが終わったら さっさとリタイアするのがいいんだ。 | トップページ | 「ああ、あれは魚だよ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 届けたり届けられたり犬の糞:

« 自分でやるべきことが終わったら さっさとリタイアするのがいいんだ。 | トップページ | 「ああ、あれは魚だよ」 »