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2006.11.27

■ 蜂起 |森巣博

20061127houkimorisu

日本から「社会」が崩壊し始めたのは、一九八〇年代に入ってからだっただろうか。その社会崩壊の過程が完了したのが、「地下鉄サリン事件」であり、「阪神・淡路大震災」だった。

一九九五年をもって、日本から「社会」は消滅した。

「社会」が消滅し、日本に残ったのは、「世間」だけである。

それゆえ「不祥事」を起こした官僚や企業経営者たちは、

――世間をお騒がせしたこと、のみを「お詫び」した。彼ら彼女らがおこなったことの「反社会性」は問われない。

「社会」が消え「世間」だけとなった制度を、ファシズムと呼ぶ。

■ 蜂起 |森巣博|金曜日|200504月|ISBN:4906605028

★★

《キャッチ・コピー》

リストカットを繰り返す女子高校生よ、セクハラに耐えるOLよ、懲戒免職された元警視よ、伝統右翼集団塾長よ、そして野宿者たちよ。壊せ。壊し続けよ。憤怒の炎が首都を焼く。落とし前をつける相手は、「日本」というシステム。世情騒然、人心騒乱、現代を映す黙示録的戦慄。

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