« ■ 戦後名編集者列伝|売れる本づくりを実践した鬼才たち|桜井秀勲 | トップページ | ■ プロレス雑誌大戦争!―『週刊ゴング』vs『週刊プロレス』激闘の30年史|竹内 宏介 /ターザン山本 »

2007.01.14

■ 超激辛爆笑鼎談・「出版」に未来はあるか?――中央公論買収の裏側、三一書房ロックアウトの真相|井家上隆幸/永江朗/安原顕

20070114syupannimiraiha

井家上 かつては、一度どこかで活字体験をしてから離れた。しかし、いまのそれは、一度も活字体験しないままなんだ。これは活字離れというより「活字知らず」といったほうがいい。

その「活字知らず」にどうやって活字体験をさせるか、それがいま編集者が抱えている基本的な問題だと思う。〔…〕

六〇年頃までは思想が文化の主流だった。六〇年安保を境に、劇画とTVが出てきて視聴覚文化が主流となる。そこでは映画が思想になり、文学もまた思想だった。七〇年代にはそれに音楽が加わる。そして八〇年代は広告だ。コピーこそが文化であり思想であると。その次はお笑いだね。お笑いこそが思想だと言い出した。

そりゃ、何でも思想だといえば思想なんだけど、そもそも思想とは何なんだ。その問いかけが消えていった。いまは思想とは言わずに情報と言うようになった。となると活字体験なんてなくて当たり前なんだよね。その時間の流れのなかで、出版社のどん詰まりがやって来た。

――「第3章 出版社の生き残り戦略」

■ 超激辛爆笑鼎談・「出版」に未来はあるか?――中央公論買収の裏側、三一書房ロックアウトの真相|井家上隆幸/永江朗/安原顕|編書房/星雲社|199906月|ISBN4795237441

★★★

《キャッチ・コピー》

異端児三人が、中央公論社の身売り、三一書房ロックアウトの真相から、出版社・大手取次・書店・再販制等々の弊害につき徹底批判、その処方箋を語った全出版・マスコミ人、全ビジネスマン必読の書。

□ 永江朗

□ 安原顕

|

« ■ 戦後名編集者列伝|売れる本づくりを実践した鬼才たち|桜井秀勲 | トップページ | ■ プロレス雑誌大戦争!―『週刊ゴング』vs『週刊プロレス』激闘の30年史|竹内 宏介 /ターザン山本 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■ 超激辛爆笑鼎談・「出版」に未来はあるか?――中央公論買収の裏側、三一書房ロックアウトの真相|井家上隆幸/永江朗/安原顕:

« ■ 戦後名編集者列伝|売れる本づくりを実践した鬼才たち|桜井秀勲 | トップページ | ■ プロレス雑誌大戦争!―『週刊ゴング』vs『週刊プロレス』激闘の30年史|竹内 宏介 /ターザン山本 »