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2007.07.22

永沢道雄■ 大正時代――現代を読みとく大正の事件簿

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名目だけでなく、日本の社会も変質してきた。〝欧化〞といっては大げさだが、すくなくとも江戸の名残りを民衆生活から消し去る方向へと動いた。たとえば野球の普及、大衆化がある。〔…〕

このゲームはあまりミリタリズムになじまない。野球によって学生スポーツは、心身鍛練の武道の域を脱して勝敗そのものを楽しむようになる。〔…〕

アメリカ生まれで用語も英語(らしきもの)を使っていたとはいえ、野球は完全に日本人にとけこんだ。軟式野球という日本独自のかたちが生まれたし、子どもたちは空き地さえあれば1塁と3塁だけの三角ベースで、木の枝(または素手)をバットに野球をした。

相撲と野球は日本人の興奮する2大スポーツだった。

――「19 大衆文化おおいに興る」

■ 大正時代――現代を読みとく大正の事件簿|永沢道雄|光人社|2005 11月|ISBN9784769812746

★★

《キャッチ・コピー》

新興の明治と、激動の昭和に挟まれて、眠れる獅子の時代に解き放たれた国民は、おおらかな、気さくな大正の時代を生きる。著者は朝日新聞OB

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皿木喜久■ 大正時代を訪ねてみた――平成日本の原景

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