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2007.08.20

高野秀行■ 極楽タイ暮らし――「微笑みの国」のとんでもないヒミツ

20070820takanogokuraku

タイに滞在しているとき、旅行で遊びに来ている日本人の女の子が視界に入ると、雑踏の中でもただちにそれとわかる。

まず、色が白い。〔…〕

次に、なぜか白のTシャツを偏愛するというのがある。〔…〕

しかし、決定的、それも日本人の若い女の子にとっては屈辱的にちがいない決定的な特徴は、脚が太いことだ。しかも、彼女たちは南国の開放感に浸ってショートパンツ姿が多いので、ことさら目につく。

一般のタイ人は、肌の白さをもって「日本人はきれいだ」と言うが、陰では口をそろえて「日本人の脚はゾウの脚」と呼んでいる。私の知り合いのタイ人の女の子などは、「私だったら、あんなに脚が太かったら、恥ずかしくてとてもあんな格好はできない」とまで言う。

さて、脚が太いくらいは私にもわかるが、タイ人の観察力はもっと鋭い。「日本人の脚は曲がっている(O脚が多い)」とも指摘するのである。〔…〕

それにしても、タイ人の(特に女性の)脚に対する執着心は並々ならぬものがある。

■ 極楽タイ暮らし――「微笑みの国」のとんでもないヒミツ|高野秀行|ベストセラーズ|2000 10月|文庫|ISBN9784584306772

★★★

《キャッチ・コピー》

タイに暮らして初めてわかった「微笑みの国」の人々の知られざる素顔。タイ人は笑ってごまかし怒られたときのために「反省の笑み」まで用意している。

*

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