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2007.08.27

あさのあつこ■ バッテリー Ⅱ

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「あの年で、完成されすぎとる。あれほど狂いのないフォームで投げられるというのは……わしは、いやじゃな」

「しかし、天性のものでしょう。だとしたら」

「真、子どもというのは、ほんまにわからん。どこでどう力をつけてくるかな。巧の場合、もしかして天性の素質を今、全部出しているのかもしれん。そうだとしたら、もうのびようがない。今、めだたんでも二年後、三年後に力をのばしてくる子がいるかもしれん。真、巧にばかり目をうばわれて、そんな子を見逃したら後悔するぞ」〔…〕

「ひどいことを言いますね。ご自分の孫でしょう」

「そうじゃな、孫としてはかわいい。あの子の全部がかわいくてたまらん。だから、おまえが原田はまだのびるて思うてくれるなら嬉しい。

けど、勝つためだけの道具にしてくれるな。道具じゃのうて、人間として扱ってくれな。それで、野球というのは、ほんまに楽しいもんじゃと教えてやってくれ

■ バッテリー Ⅱ|あさのあつこ|角川書店|2004 06月|文庫|ISBN9784043721023

★★★★

《キャッチ・コピー》

中学生になって、野球部に入部した巧。監督の強硬な指導に我関せずの巧。そんな彼に対し周囲からは非難が集中する。そしてついにある事件が起こり…!

大人気シリーズ第2弾! 大人も子どもも夢中になる大人気作品。

あさのあつこ■ バッテリー

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