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2007.10.09

永六輔/矢崎泰久■ バカまるだし

20071009eiyazakibaka

矢崎 押しつけがよくないと思うのは、たとえば、『日本の百名山』なんていう本があるじゃない。あれが出て、みんなその百名山に行くようになって、山が荒れてしまった。

本当に山の好きな連中は怒っているんだよ。それぞれ自分の山というのがあっていいはずなのに、ちょっとベストセラーになると、こぞって右へ倣えとなるでしょう。

著者は著者で、今度は、団塊の世代向けに、百名山を60歳になってから歩こうなんて本を出して、これがまた売れているから、しゃくにさわる(笑)。

 誰かの講釈を聞いて、そっちへだだっと流れるのは、団塊の世代の悪い癖ですよ。

山を歩くのも悪いことじゃないんだけど、宮仕えから解放されたときのエネルギーって、もっともっとすごいものがあるはずでしょう。なのに、どうしていいのかわからなくて、なにかの先生について、その言う通りに動く。

それだと、会社にいるときと変わらないじゃないですか。

――第8章 押しつけるバカ

*

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■ バカまるだし|永六輔/矢崎泰久|講談社|2007 03月|ISBN9784062137546

★★★

《キャッチ・コピー》

時流を嘆き、権力者を揶揄し、国を憂い、品格をぶった斬る。昭和8年生まれの2人が奏でる抱腹舌倒、タブーなき掛け合いの妙味。

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