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2007.11.30

鹿島茂■ 鹿島茂の書評大全(洋物篇)

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l 古典とは、ふつう、人がそれについて、『いま、読み返しているのですが』とはいっても、『いま、読んでいるところです』とはあまりいわない本である」

じつは私もこの手を何回か使ったことがあるので、この定義はまことによくわかる。〔…〕

9 古典とは、人から聞いたりそれについて読んだりして、知りつくしているつもりになっていても、いざ自分で読んでみると、あたらしい、予期しなかった、それまでだれにも読まれたことのない作品に思える本である」

古典の楽しみとは、この本はまさに私に読まれるのを待っていたというこの不思議な独占感覚なのである。〔…〕

だから、高校生のころに古典を読んでつまらないと思った人ももう一度チャレンジしてみるべきなのだ。

4古典とは、最初に読んだときとおなじく、読み返すごとにそれを読むことが発見である書物である」

――偉大な小説家=鋭敏な批評家・イタロ・カルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』

*

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 鹿島茂の書評大全(洋物篇)|鹿島茂|毎日新聞社|2007 08月|ISBN/JAN9784620318288

★★★

《キャッチ・コピー》

100の書評でめくるめく世界の旅へ誘う愛書狂による最強のブックガイド。

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