« 佐藤健■ 演歌・艶歌・援歌――わたしの生き方星野哲郎 | トップページ | 宇多喜代子■ 古季語と遊ぶ――古い季語・珍しい季語の実作体験記 »

2008.01.31

亀和田武■ 人ったらし

20080131kamewadahitottarashi

善人でもなければ悪人でもない。そんな単純な二分法を超えた存在が「人ったらし」だ。

会った途端に相手を一瞬で魅了し、その心を気持ちよくトロトロにしてしまう。そんな彼ら「人ったらし」がいるおかげで、私たちの住む、荒んだ、しかも薄っぺらな世の中は、どれだけスリルとサスペンスと笑いの恩恵を受けているだろう。

「あの人、いい人ね」。そんなことをいわれて喜ぶのは鈍い人間だけだ。「いい人ね」は「いてもいなくても、いい人ね」の同義語くらいに思った方がいい。

「いい人ね」といわれたら、無能の熔印を押されたと思って、「このままじゃ、オレもオシマイだ!」くらいの危機感を持った方がいい。

悪い奴、とまでいわれる必要はない。しかし「油断のならない奴だな」とか「一筋縄でいかない奴」と陰口を叩かれてこそ一人前であり、ようやく「人ったらし」の域に達したといっていいだろう。

――「はじめに」

*

*

■ 人ったらし|亀和田武|文藝春秋|2007 10月|新書|ISBN9784166605972

★★

《キャッチ・コピー》

会った途端に魅了されてしまう、日常にスリルとサスペンスを与えてくれる―吉行淳之介からアントニオ猪木まで、「人ったらし」の魅力に迫り、加えて「人ったらし」になるコツを伝授。珠玉のストリート人間学。

memo

意図不明本。

亀和田武■ この雑誌を盗め!

亀和田武■マガジンウオッチ

|

« 佐藤健■ 演歌・艶歌・援歌――わたしの生き方星野哲郎 | トップページ | 宇多喜代子■ 古季語と遊ぶ――古い季語・珍しい季語の実作体験記 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 亀和田武■ 人ったらし:

« 佐藤健■ 演歌・艶歌・援歌――わたしの生き方星野哲郎 | トップページ | 宇多喜代子■ 古季語と遊ぶ――古い季語・珍しい季語の実作体験記 »