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2008.06.23

椎根和■ Popeye物語1976~1981

20080623shiinepopye

ポパイのライターたちは、本文よりも写真説明に力を入れよと教育されていた。ぼくは若いライターたちに「神は細部に宿る」と説教していた。

雑誌の細部とはキャプションのことだというと、彼らはキョトンとしていた。新しい雑誌が面白いか、つまらないかの判断は、写真説明文を読めばすぐわかる映っていることを単に説明しているだけの説明文だったら、買わない方がいい。

文章と写真・絵でなりたっている雑誌の本質にかかわる大問題なのだから……。

――後編・第1章 世界を編集するスタイル

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■ Popeye物語19761981|椎根和|新潮社|2008 03月|ISBN9784103066712

★★★★

《キャッチ・コピー》

1976年創刊、日本の風俗を一新した「シティボーイのためのライフ・スタイル・マガジン」編集部の神話的内幕。

memo

「販売という戦場で雑誌が勝ち残れば、編集長は自分の王国を築くことができる。しかし、木滑と石川はもっと高いハードルをもうけていた。平凡出版の成功伝説として、1冊の雑誌の出現によって、街の風俗を一変させ、社会現象にしたてあげることが要求されていた。平凡パンチ、アンアンのように‥…・。この楽しみは、成功した編集者にしか理解できない。」(第11976625日、「poeye」誌、誕生)

赤田祐一■「ポパイ」の時代―ある雑誌の奇妙な航海

赤木洋一 ■ 「アンアン」1970

赤木洋一■平凡パンチ1964

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