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2008.06.30

泉井純一■ 夢のまた夢――ナニワのタニマチ

20080630izuiyume

各受刑者ひと月6冊まで、本の購入が認められます。これは週刊誌や月刊誌を含めての6冊です。〔…〕

また、みんなブランド品に詳しい。図書係をやっていても、ブランド品を紹介する本の差し入れは多かった。『モノ・マガジン』とか、時計だけの本とか、革だけの本とか。そういうのをむさぼるように見て、ブランドの名前だけは頭に叩き込んでいる。〔…〕

でも、不動の一番人気は料理本。プレジデント社の『ダンチュウ』という男性向けグルメ雑誌はすごい人気でした。

貸し出しの本でも、ラーメン屋の特集本とか、お菓子やパンの調理法の本とか、そんな本が図書室の棚に残っていたためしはありません。入庫したとたんに貸し出されて、それからずっと貸し出し中。

――「プリズンライフ」

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■ 夢のまた夢――ナニワのタニマチ|泉井純一|講談社|2008 04月|ISBN9784062145596

★★★

memo

泉井純一(イズイジュンイチ):

早大卒業後、石油卸商『泉井石油商会』代表として、三菱石油などとビジネスを展開し、90年代前半には年収十数億円を誇った。政官スポーツ界に幅広い人脈を持つタニマチとして知られた。

96年、3億円余の脱税と関西国際空港関連事業をめぐる贈賄罪で逮捕。後、起訴され、懲役2年、罰金8,000万円。栃木・黒羽刑務所に収監。

拘置所ライフは佐藤優や田中守一の本に詳しいが。本書で刑務所ライフに詳しくなる。それにしても塀の内側に落ちた人の本が多い。

佐藤優■ 獄中記

田中森一/佐藤優■ 正義の正体

田中森一■ 反転――闇社会の守護神と呼ばれて

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