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2008.06.21

手嶋龍一■ 葡萄酒か、さもなくば銃弾を

20080621tejimabudo

「テロ支援国家の解除については、今後、6カ国協議の関係国ともよく協議して決めていきたい」アメリカ国務省のスポークスマンはこともなげにこう語った。〔…〕

中国が議長国を務める6カ国協議を日米同盟より優位に置く――。東アジアにかつて見られなかった危険な戦略的構図がここに出現したのである。〔…〕

北の独裁国家の核保有は黙認する。だが核爆弾や核技術を国際テロ組織やテロ支援国家に売り渡すことは決して容認しない――。

超大国アメリカは、足を踏み入れてはならない「偽りの二重戦略」に迷い込んでしまった。〔…〕

だが、こうした愚かな振る舞いは、結局、東アジアの安全保障の要である日米同盟に亀裂を生じさせてしまう。ライスとヒルは、東アジアのポスト冷戦史に、野心に溺れて同盟国を裏切った外交官としてその名を刻まれることになるだろう。

――裏切りの季節~コンドリーザ・ライス

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■ 葡萄酒か、さもなくば銃弾を|手嶋龍一|講談社|2008 04月|ISBN9784062146746

《キャッチ・コピー》

外交と政治とインテリジェンスの主役たち

バラック・オバマ、麻生太郎、レーガン、コール、谷内正太郎、キッシンジャーなど、国際政治の第一線で活躍したプレーヤーたち30人はどう戦い、どう生きたのか

memo

 エピローグで、若泉 敬について記述。

手嶋龍一/佐藤優■ インテリジェンス 武器なき戦争

手嶋龍一■ ライオンと蜘蛛の巣

手嶋龍一■ウルトラ・ダラー

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