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2008.07.05

武良布枝■ ゲゲゲの女房――人生は…終わりよければ、すべてよし!!

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次々に舞い込む大量の仕事をとてもこなすことができず、水木は有能なアシスタントを本気でさがしはじめました。〔…〕

つげさんの絵が自分の絵にあうと思った水木は、「月刊ガロ」紙上に「連絡請う」の広告を載せました。

そこまでしても、つげさんに頼みたかったのでしょう。〔…〕

「お父ちゃん、つげさんって、仙人みたいな人だね」

「うん、霞を食って生きているのかもしれん。実際、ものもそれほど食わないし」

「仕事は熱心なの?」

熱心とまではいえないな。あの人が座ったところに座ると、オレも仕事をする気がうせてしまうんだ。でも絵はとてつもなくうまいー」〔…〕

うちでアシスタントをしながら、つげさんはもちろん自分の作品も描き続けていました。『紅い花』『ねじ式』『ゲンセンカン主人』といったつげさんの代表作も、そうして生まれたのでした。

しかし、その数年後、つげさんが「ヤスミタイ」という内容の奇妙な手紙を残していなくなったときには、本当に心配しました。

*

*

■ ゲゲゲの女房――人生は終わりよければ、すべてよし!!|武良布枝|実業之日本社|ISBN9784408107271200803

《キャッチ・コピー》

水木しげると連れ添って半世紀。赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、そして幸福とは何かを語る現在…常に誰よりも身近に寄り添っていた妻がはじめて明かす、生きる伝説「水木サン」の真実!

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