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2008.10.13

本田雅俊■ 総理の辞め方

20081013honndasouri

最高権力者になることを目指して上り詰めた者も、また、歴史のいたずらで首相の座に就いた者も、その運命に従い、使命を果たした。政治の流れはデジタルではなく、アナログであり、連続しているものである。

さまざまな首相がいたからこそ、歴史の「振り子」が働いたともいえよう。批判や評論を加えるのは簡単であるが、いずれの首相にも国民として慰労の拍手を送らなければなるまい。

しかし、桜の国の国民として、やはり散り際にはこだわりがある。

首相には、美しく散ってほしいとの願いがある。

初志にもとづいた足跡を残し、美しく散ってこそ、その名は国民の心に深く刻まれよう。国民の多くは心のどこかで、首相にかつての武士道精神を求め、現代の侍であってほしいと願っているのではないだろうか。

*

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■ 総理の辞め方|本田雅俊 PHP研究所 |ISBN9784569700854 200807月|新書

★★★★☆

《キャッチ・コピー》

気鋭の政治学者が、「散り際」を中心に戦後歴代首相の足跡を語る。首相就任の経緯、生い立ちと履歴、そして辞任のドラマとその後の人生。「首相はいかに辞めるべきか」「首相の資質とは何か」を考える上で必読の力作。

memo

 総理29人のガイドブックとしてたいへん便利。

東照二■ 歴代首相の言語力を診断する

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