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2008.11.29

伊井春樹■ 源氏物語を読み解く100問

20081129gennjiyomotoku

中級編 問41

〔…〕たまたま弘徽殿の戸口が開いているのを見つけ、源氏は忍んで入り込みました。するとあでやかな声で、若い女性がこちらに来るではありませんか。

源氏はその女性と契り、しるしの扇を交わし、夜明けにあわただしく別れました。それは右大臣の娘、弘徽殿女御の妹朧月夜でした。

源氏はこの女性の歌声を聞きましたが、彼女が口にしていたのは次の歌の一節のどれが正しいでしょうか。(花宴巻)

①おぼろに見ゆる春の夜の月 

②うつるもくもる朧月夜に

③朧月夜のあけぼのの空 

④朧月夜に似るものぞなき

*

*

■ 源氏物語を読み解く100問|伊井春樹 |日本放送出版協会 |ISBN9784140882542 200805月|新書

★★☆☆☆

《キャッチ・コピー》

千年紀だから、「源氏力」をつけよう!豪華絢爛な平安ワールドへ。本書はレベル別に構成された100問を楽しみながら解いていくと、源氏物語の世界がすんなりと理解でき、日本古来の伝統文化に広く通じる「源氏力」がつくようになっています。

memo

答 ④〔…〕朧月夜が口ずさんだのは、「照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜にしくものぞなき」(『新古今集』巻一、春上、大江千里)の漢詩的な表現を、やわらげて「似るものぞなき」とした歌でした。

伊井春樹・編■ 一千年目の源氏物語

『源氏物語大辞典』編集委員会■ 源氏物語入門

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