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2008.12.04

富坂聡■ 中国官僚覆面座談会

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司会 では、どんな官庁が実入りのいい官庁なんですか?

研究員 まあ、一般的に言うと税務、公安、人事がおいしい職場だと言われているな。

司会 人事っていうのは共産党の組織部のことですよね。

国際 そうだよ。とにかくいまは金を生むポストに就けるかどうかが人生の分かれ道だからね。だから、猟官運動は時期になると実弾が飛び交って大変なことになるんだ。

武警 いま中国の裏の相場では、小さな田舎の県長(日本では町長・村長に相当)になるために、最低でも80万元から120万元(1200万円から1800万円)の賄賂が必要だって言われているんだ。この相場から想像すれば、中央省庁の重要ポストがどんなもんかわかるだろう?〔…〕

国際 その三つに対抗できるとすれば、経済関係の官庁じゃないか?〔…〕

研究員 そのなかでも群を抜いているのは発改委(発展改革委員会)だろう。

国際 彼らの権限は、他の官庁とはけた違いだ。〔…〕。巨大プロジェクトの最終的な認可権をもっているからね。

研究員 そうだ。彼らがへそを曲げれば、もうほとんど決まっているプロジェクトもひっくり返される。

*

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■ 中国官僚覆面座談会――お人好し日本人フォーエバー!|富坂聡 |小学館 |ISBN9784093878012 200810

★★☆☆☆

《キャッチ・コピー》

初めて官僚たちがここまでしゃべった!五輪、四川大地震、毒ギョーザの悪夢から一触即発の民族問題、暴動、日中問題まで、官僚たちが明かした衝撃情報の数々。

memo

出席者の顔ぶれは、国務院外交部(日本の外務省に相当)の課長補佐、泣く子も黙る武装警察部隊北京給隊の大佐、国際協力機関の職員、国家シンクタンク日本担当研究員という4人(第2回からは国家シンクタンク研究員に代わって、中国共産党機関紙記者が参加)。

杉本信行■ 大地の咆哮――元上海総領事が見た中国

マイケル・ダナム/山際素男:訳■ 中国はいかにチベットを侵略したか

趙宏偉/楊中美■ 胡錦濤――21世紀中国の支配者

水谷尚子■ 「反日」解剖――歪んだ中国の「愛国」

水谷尚子■ 中国を追われたウイグル人――亡命者が語る政治弾圧

山際素男:訳/マイケル・ダナム■ 中国はいかにチベットを侵略したか

楊中美/趙宏偉■ 胡錦濤――21世紀中国の支配者

井村秀文■ 中国の環境問題 今なにが起きているのか

内田樹■ 街場の中国論

遠藤健治■ 中国コピー商品対抗記

何清漣/中川友:訳■ 中国の嘘――恐るべきメディア・コントロールの実態

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