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2009.10.05

東京やなぎ句会◆五・七・五――句宴四十年

20091005yanagi575

この料亭のようなお店で、錚錚たるメンバーが毎月集まっている。

これだけで、なんだか秘密クラブのような、政治家の悪巧みのような、甘美な世界を想像するのは私だけだろうか。

一体全体どんなことが行われているのやら、気になって仕方が無い。俳句会とは名ばかりで、谷崎潤一郎の「美食倶楽部」のような宴が繰り広げられているのではなかろうか?という私の

勝手な妄想は、後日あっけなく裏切られることになる。

ある日の俳句会、その日はとりわけ荷物が多く部屋まで持っていくことになった。二階に上がり襖を開けると、そこには! 眼鏡をひっ掛けお茶を啜りながら、無言で帳面にペンを走らせる面々の姿が。

本当に俳句の会だったのだ。

――〈手記〉書記から見た東京やなぎ句会・山下かおる

◆五・七・五――句宴四十年|東京やなぎ句会|岩波書店|ISBN9784000228909200907

★★★

《キャッチ・コピー》

俳句のこころは戯れにあり。マジメに俳句と戯れる、宴の如き句会への招待。

memo

神吉拓郎、江国滋など亡くなった句友を追憶するエッセイが、どれもしっとりして、しかもしんみりさせず、いい。

東京やなぎ句会■ 友あり駄句あり三十年

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