石井光太◆絶対貧困――世界最貧民の目線
近年、貧困問題という言葉をあちらこちらで耳にするようになりました。アフリカの孤児、アジアの売春婦、中東の難民……テレビや新聞にはそんな言葉が溢れています。〔…〕 これまで貧困問題というと、「青少年のための議論」ばかりがなされてきました。〔…〕 マスコミがつくり上げる「涙を浮かべる栄養失調の子供」の姿などがその象徴でしょう。〔…〕 しかし、スラムだって路上だって、売春宿だって、そこで生きているのは私たちと同じ人間なのです。恋もすれば、嫉妬もするし、自慰だって不倫だってするわけで、かならずしも涙に暮れた純粋無垢な被害者しかいないわけではないのです。 |
◆絶対貧困――世界最貧民の目線|石井光太|光文社|ISBN:9784334975623|2009年03月
★★
《キャッチ・コピー》
スラム、物乞い、ストリートチルドレン、売春婦の生と性…1日1ドル以下で暮らす人々と寝起きを共にした気鋭のノンフィクション作家が語る。泣けて、笑えて、学べる、ビジュアル14講。
《memo》
カルチャーセンター講師という架空の設定で講義する、という“上から目線”が、そもそも読む気を喪失させる。
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