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2009.11.19

佐藤優◆功利主義者の読書術

20091119sathodokusyo

役にに立つとか、功利主義というと、何か軽薄な感じがするが、そうではない。

われわれ近代以降の人間は、目に見えるものだけを現実と考える傾向が強い。しかし、目に見えるものの背後に、目に見えない現実があると私は信じている。

思いやり、誠意、愛などは、「これだ」といって目に見える形で示すことはできないが、確実に存在する現実だ愛国心、神に対する信仰などもこのような目に見えない現実なのだと思う。

プラグマティズム(実用主義)や功利主義の背後には目に見えない真理がある。

読書を通じてその真理をつかむことができる人が、目に見えるこの世界で、知識を生かして成功することができるのである。この真理を神と言い換えてもいい。

功利主義者の読書術とは、神が人間に何を呼びかけているかを知るための技法なのである。

◆功利主義者の読書術|佐藤優|新潮社|ISBN9784104752041200907

★★

《キャッチ・コピー》

巷に溢れる書物の中からどれを選び、それをどう読めばいいのか。インテリジェンス・マスター佐藤優が教える、大不況を生き抜くための知の技法。「役に立てる」という観点から本を読み直せ!佐藤優が教える画期的読書術。

memo

本文より……。

――読書には、大きな罠がある。特に、読書家といわれる人がその罠に落ちやすい。読書はいわば「他人の頭で考えること」である。従って、たくさんの本を読むうちに、自分の頭で考えなくなってしまう危険性がある。娯楽のための読書ならばそれでもいい。それについては、楽しい本を自己流に読めばいいので、特に読書術など必要とされない。従って、本書が想定する読者は、娯楽を目的とする人々ではない。

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