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2009.12.18

北方謙三◆三国志(7の巻)

200912kitakatasan07

孫権は、剣を抜き放った。

「会議の決定を伝える。われらは、これより曹操と開戦する。それが、唯一の私の道だ。降伏は、死ぬことである。命があってもなお、男は死するという時がある。

誇りを、捨てた時だ

孫権は、剣を振りあげ、渾身の力で振り降ろした。文机が、きれいに二つになった。

「私の決定を伝えた以上、これから先、降伏を唱える者は、この文机と同じになると思え。私は、わが手で、この乱世を平定する」

声があがり、やがてどよめきになった。

「ふるえる者は、去れ。立ち尽すものは、死ね。これより、戦だ。男が、誇りを賭ける時ぞ」

◆三国志(7の巻)|北方謙三|角川春樹事務所|ISBN9784894569492200111月|文庫

《キャッチ・コピー》

周瑜、諸葛亮、希代の智将が、誇りを賭けて挑む『赤壁の戦い』を描く、北方“三国誌”白熱の第七巻。

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