« 開高健/谷沢永一・山野博史:編 ●われらの獲物は、一滴の光り | トップページ | 康芳夫●虚人のすすめ――無秩序を生き抜け »

2010.01.05

ねじめ正一●ぼくらの言葉塾

20100105nejimebokura

世の中の言葉はコミュニケーションです。人と人を結ぶ言葉です。

だがしかし言葉のコミュニケーションも大切ですが、意味のわからない、ヘンな言葉に出合って、「このヘンな言葉って何だろう?」と時間を費やしてみることも、もう一方で大切なことだと確信しています。

「何だかへんな言葉だなあ」と思ってじっと眺めることが、詩の言葉を味わう醍醐味だからです。〔…〕

詩の言葉はほかの言葉よりも強いので、初めは下痢を起こすこともあるかもしれませんが、すぐに言葉の免疫ができてきます。でも一回言葉の免疫ができればこっちのもの。

詩の言葉の楽しみ方がわかると、世の中にあるいろんな言葉のひとつひとつに気持ちが行き届くようになります。

役に立たない(と思われている)言葉、きたない(と思われている)言葉、わけのわからない(と思われている)言葉――そんな言葉の中に、もしかしたらぴかっと光る言葉が転がっているかもしれません。

●ぼくらの言葉塾|ねじめ正一|岩波書店|ISBN9784004312154200910月|新書|評価=○

<キャッチコピー>

「言葉って、すごいなあ」。本当に強い言葉は、人のいちばん奥底にまで届く。この本は、そんな心に響く言葉たちの味わい方・楽しみ方を指南します。言葉の回路全開のねじめ先生が、パワフルに過激にスリリングに語ります。

<memo>

中高校生向け。NHK教育テレビの「日本語なるほど塾」の番組教材を下地に一冊の本として作りなおしたもの。

ねじめ 正一◆二十三年介護

ねじめ正一■ 荒地の恋

|

« 開高健/谷沢永一・山野博史:編 ●われらの獲物は、一滴の光り | トップページ | 康芳夫●虚人のすすめ――無秩序を生き抜け »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ねじめ正一●ぼくらの言葉塾:

« 開高健/谷沢永一・山野博史:編 ●われらの獲物は、一滴の光り | トップページ | 康芳夫●虚人のすすめ――無秩序を生き抜け »