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2010.02.07

宮崎哲弥/川端幹人●事件の真相!

20100207miyazakikawabatajiken

川端 ホント! だったら言わせてもらいますけど、あんた、テレビに出すぎなんだよ!

宮崎 なんだ、そんなことか。

川端 〔…〕最近の宮崎さんを見ていると、このままただのタレントになって、知識人に戻れなくなっちゃうんじゃないかと、心配でしょうがない。

宮崎 はあ。あんた、私のことを知識人だと思ってたの。それはそれは奇特なことで。私はもともと知識人なんかじゃなく、評論家という名称の特殊タレントなんだよ。〔…〕

川端 でもそれは結局、テレビの共犯者になるということでしょ。

物事をどんどん単純化させてイメージだけを煽るテレビの暴力に手を貸して2005年夏の総選挙のようなことを引き起こしてしまうってことじゃない?

宮崎 〔…〕「単純化は悪」というロジックを左派が主張しはじめたのはここ最近でしょ。かつての公害問題や差別問題、あるいは改憲や刑罰をめぐる論争を一瞥すればわかるように、近年まで単純化の暴力を存分に駆使してきたのは左翼のほうなんだから。

●事件の真相!|宮崎哲弥/川端幹人|ソフトバンククリエイティブ|ISBN9784797337976200612月|評=△賞味期限切れ

<キャッチコピー>

多方面に渡って活躍する論客と百戦錬磨の『噂の真相』副編集長が、ニッポンの時事問題とメディア報道を斬りまくる!『論座』連載の20052006年分が単行本化!

<memo>

鳩山総理、小沢幹事長の金にまつわるスキャンダルなど連日のゆるい報道を見ていると、月刊『噂の真相』の廃刊が今もって惜しまれる。そこで元副編集長の本はないかと図書館で探したら出てきた。『噂の真相』週刊誌記者匿名座談会をまね、評論家と元編集者の対談によるメディア批評。

岡留安則■ 編集長を出せ!――『噂の眞相』クレーム対応の舞台裏

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