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2010.03.14

岡崎武志●雑談王―― 岡崎武志バラエティ・ブック

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京都の貧乏学生だった時代、古本屋と定食屋とジャズ喫茶をほっつき歩いていた。

古本屋の棚で、つねに見上げるように憧れの目で見つめていたのが、サイのマークがついた晶文社の本で、とくに一連のバラエティブックの存在は強力だった。〔…〕

1970年代後半といえば、まだ文学という大通りが元気な頃で、文学でもミステリ、それに音楽や映画、演劇、またはマンガなどはサブカルチャーと呼ばれ、裏通りに店を構えている扱いだった。

そんなジャンル分けをあっさり打ち破り、おもちゃ箱へ散らかったおもちゃを片付けるみたいに、次々といろんな文章をぶちこんだのが晶文社のバラエティブックで、これはなにしろ見た目からしてかっこよかった。

――かなり気張ったあとがき

●雑談王―― 岡崎武志バラエティ・ブック|岡崎武志|晶文社|ISBN9784794967268200809月|評=△

<キャッチコピー>

映画が好き、落語が好き、美術が好き、音楽が好き、演芸が好き、もちろん古本も。「均一小僧」「文庫王」の異名をとる著者が、縦横無尽につづったバラエティ・ブック。

<memo>

晶文社のバラエティ・ブックといっても、「東京のロビンソン・クルーソー」(1974)「ワンダー植草・甚一ランド」(1971)とは較べるべくもないが……。

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