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2010.07.28

倉島長正●国語辞書一〇〇年――日本語をつかまえようと苦闘した人々の物語

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『日本国語大辞典』は、完結後「日国」(にっこく)と愛称されるようになりました。そして、それをどのようにして育てていくかが最大の関心事でした。

まずは、文献例の補充ということになりますが、再び大がかりな用例採集は望めませんので、考えられる唯一の道は、大勢の読者の協力を仰ぐことでした。〔…〕

その「日国友の会」が、徳川さんも亡くなってしまった後の平成14年に、ようやくウェブ上で実現されることになりました。そのとき朝日新聞は、「小学館『大辞典』の日本語用例、ネット公募 採用者名を掲載」と題して概容を伝えました。〔…〕

まさに、夢の実現で、編集部と読者とをつなぐサイト「日国・ネット」に「日国友の会」が誕生したのでした。〔…〕

ともあれ、今のところは、用例提供者も、それを点検しファイルしている編集者も、友の会の角書きにある「投稿で育む日本語の樹」が天を突くような大樹となることをもっぱら夢見て楽しんでいる風情です。

●国語辞書一〇〇年――日本語をつかまえようと苦闘した人々の物語|倉島長正|おうふう|ISBN9784273036058201005月|評=○

<キャッチコピー>

『言海』に始まる近代国語辞典は、戦前『大日本国語辞典』『大言海』『大辞典』と続き、戦後の『日本国語大辞典』に至る。辞書と苦闘した人々の物語。

<memo>

著者は小学館『日本国語大辞典』(初版・全20巻)の編集長を務めた。

日国友の会Web

http://www.nikkoku.net/tomonokai/index.html

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