« 港千尋●書物の変 ――グーグルベルグの時代 | トップページ | 佐々木譲●警官の紋章 »

2010.10.16

今野敏●同期

20101016

**

「警察ってのは、何だ? 何をするところだ? 出世競争の土俵か? 組織同士の政治的な争いの場なのか? 

俺にとつての警察はそうじゃない。俺は捜査員だ。犯罪を捜査するのが俺の仕事だ。そのために俺は全力を尽くす。頭も使う。体力も使う。それの何がいけない?」

「優秀な捜査員は、いずれは優秀な指導者になり、優秀な指揮官にならなければいけないんだ。そうでなければ、警察の未来だってないんだ」

「だから、そういうのはおまえのようなやつに任せるよ」

「俺だって、とっくに出世街道を外れているんだ。本庁の中では、俺も現場主義なんだよ。ただ、俺は本当のことが知りたいだけだ。真実が一部の人間に独占されるのが許せないんだよ

「ふん、偉いさんにやらせておけよ。どうせ、自分たちの尻ぬぐいをすることになるんだ」

●同期|今野敏|講談社|ISBN9784062156677200907月|評=△

<キャッチコピー>

懲戒免職になった同期の公安刑事が、連続殺人の容疑者に。男たちの前に立ちはだかる最も高い壁─組織の論理。その壁を突破するのは、刑事たちの誇りと絆。

<memo>

 刑事対公安の組織の闘い、新人刑事の成長物語……、型どおりでリアリティ不足。

今野敏■ 隠蔽捜査

今野敏■ 果断――隠蔽捜査2

今野敏◆疑心――隠蔽捜査3

|

« 港千尋●書物の変 ――グーグルベルグの時代 | トップページ | 佐々木譲●警官の紋章 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今野敏●同期:

« 港千尋●書物の変 ――グーグルベルグの時代 | トップページ | 佐々木譲●警官の紋章 »