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2011.03.01

内澤旬子◎センセイの書斎 ──イラストルポ「本」のある仕事場

20110301

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「本を書く場合の資料の量は、一冊につき段ボール箱一つ分くらいなんですね。だから、新しい家の書斎は段ボール箱くらいの引き出しがたくさん収まる棚を作るようにお願いしてるんです」

整理術はそれだけにとどまらない。クリアファイルを使って、郵便物やファクス、電話の記録、チケットの半券や出張時の機内食メニューなどを一日一ページずつファイルしている。

あとで見ると、その日何が起きたのかすぐにわかる。日記よりそのときの気分が蘇るという。

「本の収集癖とか、並べてうれしいとか、それは全然ないです。結局私にとって本はモノではない。文字で書かれた内容というものは、本来、形がないものだから、これは仮の姿という感じで……」

と、さらり。気持ちが良いくらい、形にとらわれず、機能的に情報を管理している。

──「米原万里・ファイルと箱の情報整理術」

◎センセイの書斎 ──イラストルポ「本」のある仕事場│内澤旬子 │幻戯書房

ISBN9784901998161 200605月/文庫版:河出書房新社 │ISBN9784309410609 201101月│文庫│評価=○

<キャッチコピー>

あの作家、この研究者の書斎が見たい!細密なイラストと文章で明らかにする、31の「本が生まれる場所」。大量の本をどう並べるか腐心する人。あるいは、並べない、見せない、もしくは整理しない人。そして、本の置き場をいくつも持つ人。それぞれの書斎は、その持ち主と共に生きている。林望、南伸坊、森まゆみ、養老孟司、津野海太郎、上野千鶴子…。

<memo>

著者が敬愛する31人のセンセイの書斎。なかでも上掲の米原万里のクリアファイル方式の“日記”には驚いた。

内澤旬子/松田哲夫■ 「本」に恋して

米原万里■ 打ちのめされるようなすごい本

米原万里★嘘つきアーニャの真っ赤な真実

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