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2011.04.01

立川昭二◎「気」の日本人

20110401

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古今の身体論と行法を統合して実践活動をされている勇崎賀雄さんは『「阿修羅」の呼吸と身体──身体論の彼方へ』というユニークな本を書かれています。〔…〕

その阿修羅の呼吸の秘密は、阿修羅像の合掌している両手の間がわずかに開いていることにあり、

それによって「微妙にその手の平の間に“気”が流れている」というのです。〔…〕

そして、しばらくすると、両手のひらがすうっと自然に合わさります。自己催眠的な状態になり、それだけ気の集中感と手の温感が高まり、自己と天地(宇宙)との一体感が深く感じられます。

興福寺の阿修羅像にかぎらず、仏像は胸の前で合掌しています。合掌、つまり手のひらを合わせると、おのずと息は静かに深く長くつくようになります。それはまた、おのずと気を通すことにもなり、心も落ち着きます。

──「気」と息/宇宙と身体

◎「気」の日本人│立川昭二│綜合社│ISBN9784777710126201011月│評価=○

<キャッチコピー>

「気」のつく言葉を手がかりにして、目に見えない「気」の正体に迫る。歴史学者の知恵が詰まった「気」の日本人論。第1部 気と心/第2部 気と体/第3部 気と社会

<memo>

気がする 気がつく 気づく 気になる 気が合う 気をつかう 気をつける 気が向く 気が乗る 気が長い 気のせい 気がすむ 気がある 気に入る 気がきく 気が散る 気が多い 気が抜ける 気を失う 気が遠くなる 気が小さい 気が強い 気が重い 気が変わる 気をまざらわす 気にかける 気をひく 気がいい 気が腐る 気が揃う 気が急ぐ 気がさす 気が向く 気が早い 気が滅入る 気を許す 気がまわる 気がとがめる 気にくわない 気が鈍る 気にとめる 気が通る 気にさわる 気がしれない 気を入れる 気がひける 気がふさぐ 気を配る 何気ない 気がおけない 素気ない 気が張る 気を揉む 気を落とす 気取る 気に病む 気のきいた 気が緩む 気をもたす 気がはやる 気が立つ さり気ない 気をとられる 気難しい 気が気でない 気がなえる 気が残る 気が詰まる 気が立つ 呆気ない 気を砕く 気は心 気を挫く 気色ばむ 気を晴らす 気ぜわしい 気が沈む 気を吐く 気恥ずかしい 気を汲む 気を鎮める 気を起こす 気をそそる 気を澄ます 気を抜く 気骨を折る 気をそらす

立川昭二●人生の不思議

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