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2011.05.05

和田昌親◎ブラジルの流儀──なぜ「21世紀の主役」なのか

20110505

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ブラジルとアルゼンチン。どちらも「われこそは南米の代表」という自負心が強く、何かとライバル心を燃やす。〔…〕

両国のライバル意識が最も如実に表れるのはサッカーだ。ブラジルでは「王様」ぺレが崇拝されるが、アルゼンチンでは2010年代表監督のマラドーナが「神の子」として国民の心をつかむ。〔…〕

2010年W杯南アフリカ大会。準々決勝でブラジルがオランダに12で敗れた時、ブエノスアイレスに滞在中のブラジル人女性がレストランで地元の男性たちに笑われた。

その女性は負けじと「今日はあなたたち4000万人がブラジルが負けるように祈ったけど、

明日は19000万人がアルゼンチンが負けるように応援するのよ!」とすごんだという。

結果はドイツがアルゼンチンを40で下し、ブラジル各地で花火が上がり、お祭り騒ぎになったという。

──「なぜかくもアルゼンチンが嫌いなのか」

◎ブラジルの流儀──なぜ「21世紀の主役」なのか│和田昌親│中央公論新社│ISBN9784121020963201102月│新書│評価=○

<キャッチコピー>

「21世紀の勝ち組」と言われるブラジル。サッカーW杯、リオ五輪のダブル開催も決まった。長い間、政治的・経済的に不安定で、社会矛盾も深根かったが、ルラという希代の指導者のもと、「風格ある大国」に生まれ変わろうとしている

<memo>

なぜブラジル人は「優しい」のか。なぜ超インフレが収まったのか。なぜブラジルだけがポルトガル領になったのか。などブラジルの“なぜ”を知るための67本。

和田昌親◆逆さまの地球儀――複眼思考の旅

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