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2011.07.26

和田誠◎五・七・五交遊録

20110726

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その日のメンバーは矢崎さん、永六輔さん、草森紳ちゃん、ぼく、そこまでは確かだけれど、あとは記憶がおぼろで、八木正生さんがいたような気もするし、ほかに二人ほどいたかなあ、そんな感じ。

酒も飲まない、麻雀もしない、じゃあ何をしようか、せっかく全員和服なんだから和服に似合うことをしよう、和服に似合うことって何だ、このメンバーで羽根つきでもないし、かるたでもないし。

そこで誰かが(ぼくだったかもしれない)「俳句を作るってのは?」と言ったんです。

「じゃあそうしようか」ということになったんだけど、その時点で俳句をたしなむ人はいなかったと思います。〔…〕

それから一年後か二年後か忘れちゃったけれど、雑誌の打ち合わせでよく顔を合わせている矢崎さんとぼくが俳句を作った正月のことを思い出して、「あれは楽しかった」「ああいうことをまたやりたいね」という話をしました。

そこで矢崎さんが「よし。うちの執筆者に声をかけてメンバーを集めよう。集まったらどこか場所を借りて句会をやってみよう」と言ったのが「話の特集句会」の始まりです。

◎五・七・五交遊録│和田誠│白水社│ISBN9784560081457 │201106月│評価=△

<キャッチコピー>

作家、音楽家、演劇人、イラストレーターなど、数多くの友人宛に句を贈るという至高の趣味を偉才が実現。長年にわたる交遊を織り交ぜながら、創造の日々を多彩に描く「俳句的自分史」。

<memo>

交遊の広さ、数の多さ(と本書の饒舌)に驚くが、俳句はイラストと同様に分かりやすい。しかし自句自解というのはほんとうに面白くない。

矢崎泰久★「話の特集」と仲間たち

東京やなぎ句会◆五・七・五――句宴四十年

和田誠■ 装丁物語

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