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2011.07.04

小林信彦◎気になる日本語──本音を申せば

20110704

*

改めて<悩ましい>の使い方を書いておく。

「菅政権は悩ましい」

というのは間違いです。

「菅政権は悩みのタネだ」

か、悩みのタネだから私は頭が痛い、が正しい。

そして、大新聞に<この件で>文句を言ったら、相手にされなかった、とボヤくのもやめて欲しい。気に入らない新聞は、電話一本で断れる。

テレビのキャスターが怪しからん、というのも見当違いの苦情。不快なテレビは見ないことです。

──「気になる日本語 6

◎気になる日本語──本音を申せば│小林信彦│文藝春秋│ISBN9784163739809201105月│評価=△

<キャッチコピー>

日本語の乱れに憤り、社会を憂い、戦争を回顧し、故人を偲び、アイドル女優を正しく評価する。ますます活き活きする当代一のエッセイ。「週刊文春」好評連載単行本化第13弾。

<memo>

気になる日本語として、悩ましい、がっつり、なにげに、こだわる、カミングアウトする、を俎上に。当方は日本語の乱れはすでに諦めている。<悩ましい>も著者のいう“官能的意味”に限る必要はないように思う。しかし最近、菅首相、枝野長官など政治家がものごとを強調するとき、<しっかりと>という言葉を多用するのは、とても気になる。

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