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2011.09.14

芦原伸◎シルクロード鉄道見聞録──ヴァチカンから奈良まで全踏破

20110914

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見知らぬ風景に出会いたいという渇望が新しい発見を生み育てた。シルクロードの旅人、玄奘三蔵、マルコ・ポーロ、イブン・バットゥータの数々の功績も彼らの知的好奇心に依っている。

一方、シルクロードは、今や「文明の衝突」の実践現場である。

異なる民族、宗教、言語が激しくぶつかり、血を流しながら、新しい秩序を求めて抗争している。

クルド独立連動、イラク戦争、キルギス紛争、中国新疆ウイグルの騒乱、朝鮮半島の南北分断など、現代のシルクロードは紛争の火の帯である。〔…〕

シルクロードの魅力はまだまだ尽きない。ユーラシア大陸の2万キロを走る鉄路の片隅には、多くの未知の「好奇心」や「知的冒険」が眠っている。

◎シルクロード鉄道見聞録──ヴァチカンから奈良まで全踏破│芦原伸│講談社│ISBN9784062164009201010月│評価=○

<キャッチコピー>

夢の「シルクロード全街道鉄道制覇」紀行!誰も成し遂げられなかったローマから奈良までの鉄道紀行。紛争、発展、悠久のシルクロードの現代と、そこに息づく交易、食などの文化の「点と線」を辿る。

<memo>

紀行作家の芦原伸63歳、カメラマンの堀瑞穂67歳。絹の道ならぬ麺の道を、30列車を乗り継ぎ、14カ国を通過2 0, 0 0 0 キロ、5 9 6 0 。ムック版に『鉄道シルクロード紀行』(2010)がある。

長倉洋海◆人間交路 Silk Road

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